炭素繊維の取り組み

当社ではCFRTP(炭素繊維熱可塑性複合材料)の整形をおこなっております。
金属加工プレスの技術を応用し、2011年からトライを開始しました。現在ではセミプレグからプリプレグを制作し、その後3D整形を行っております。
また、炭素繊維以外にもガラス、アラミド、また樹脂の種類もアクリル、HTPE、PET、PPやナイロンPA6、PPSと様々な種類のトライを今後行って行きます。

CFRTP 変形加工

CFRTPとは

炭素背にと熱可塑性樹脂を組み合わせた複合材料で、炭素繊維強化プラスチックの意味です。特徴として、鉄やアルミなどの金属材料よりも低密度でありながら、力学特性に優れた比強度が高い、軽くて強い材料です。具体的には鉄の1/4の軽さで10倍の強度を持つと言われています。

従来、炭素繊維をプレス成形することは困難とされていましたが、熱可塑性樹脂を使用した材料によりプレス成形が可能となりました。熱硬化樹脂では数時間かかっていた整形を数十秒、数分での整形が可能となります。

CFRP

Carbon
Fiber
Reinforced
Plasticsの略で、
一般的にはマトリックスに熱硬化性樹脂を使ったFRPです。

CFRTP

Carbon
Fiber
Reinforced
ThermoPlasticsの略で、マトリックスにThermoplastics
つまり熱可塑性樹脂を使ったものです。

CFRTPの強度

未来を切り開く先端材料である炭素繊維は、軽くて強く、腐食しないという特徴があるだけでなく
導電性、耐熱性、寸法安定性、科学安定性も優れています。

CFRTP製作例
CFRTP製作例

用途と今後の展開

炭素繊維はその優れた特性により、航空・宇宙、建築、車両、船舶、医療器具、スポーツ用品など
様々な分野に先端材料としてしようされており、その用途は更なる広がりを見せています。

しかし、取り組みを始めてから日が浅いことと技術研究開発途中であることから量産には至っておりません。
現在も、これからも産業の柱となる材料は金属であると考えます。

しかしながら炭素繊維で作られた自動車は大幅な燃費向上という目標をクリアし大きく注目され始めています。
金属よりも軽くて強いという炭素繊維は今後さらにものづくりと関わっていくことでしょう。
私たちは金属と炭素繊維の両方の技術を向上させ、お客様の要望に応えられる企業を目指します。